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Letara(株)がNEDOの支援事業に採択 約2億4,000万円の助成

プラスチック燃料を用いた人工衛星用推進系(エンジン)を開発するLetara株式会社

(本社:北海道札幌市)は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)のディープテック・スタートアップ支援事業に採択され、約2億4,000万円の助成を受けることが決定しました。

本事業を通じて、超小型宇宙機に対応した超小型ハイブリッド推進系の開発を加速させます。

【NEDO ディープテック・スタートアップ支援事業】

ディープテック・スタートアップ支援事業は、経済産業省が策定した基本方針に基づいて、NEDOが2023年度から2027年度までに、革新的な技術を持ち、国際社会が抱える多様かつ困難な社会的課題を解決するポテンシャルを秘めた民間企業を支援する事業です。

本支援事業は、「スタートアップ5か年計画」(令和4年11月28日新しい資本主義実現会議)において、掲げられた目標に対して、スタートアップの中でも、長期の研究開発及び大規模な資金を要する、いわゆるディープテック・スタートアップを支援することによって、ディープテック・スタートアップの事業成長及びそれらが有する革新的な技術の確立・事業化・社会実装を加速させることを目的としています。

(一部、公募要領から抜粋)



【本事業の目的】

Letara株式会社は、「Beyond the Earth, Faster and Further」をミッションに2020年6月に設立された北海道大学発スタートアップ企業です。

近年、人工衛星は小型化され、それに伴って小型人工衛星の打上げ機数は直近10年間で80倍以上増え、年間2000機ほどが打上げられています。今後10年以内にその数はさらに増

え、年間5000機近くが打ち上げられる見通しとなっています。

こうした状況にありながら、小型化によるコストダウンに見合う高推力かつ安全・安価な人工衛星用推進系はなく、宇宙の利活用の幅を拡大する上で課題になっています。

当社は北海道大学で20年以上にわたって研究されてきた技術を応用したプラスチックを燃料にした高推力・安全・安価な人工衛星用推進系を開発しています。

今回採択された助成金を活用して、小型人工衛星、特に手のひらサイズ の超小型人工衛星向けハイブリッド化学推進の開発を進めます。2025年以降の製品化および販売開始と人類の活動領域の劇的な拡大を実現できるよう開発を加速させます。





【Letara株式会社 代表取締役 平井 翔大 コメント】


Letara株式会社は、小型人工衛星用のエンジンを開発するディープテック・スタートアップ企業です。研究開発を進めるためには、大規模な研究開発資金が必要となります。今年から新しくなったNEDO ディープテック・スタートアップ支援事業に採択いただいたことは、我々にとって非常に大きな意味を持ちます。この支援事業は、Letara株式会社の研究開発を加速させるものであり、会社として成長するためにも、非常に重要な機会だと考えています。これから、研究開発および事業開発に注力し、精進してまいります。この度は、採択いただきまして誠にありがとうございました!


        

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